「クラウドサービス」の浸透
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「クラウドサービス」の浸透
ネットワーク経由でサービスを提供 今年は賃貸経営の各分野で利用進む
社会のあらゆる分野で「クラウドサービス」の浸透が顕著に見られます。ではクラウドサービスとは何でしょうか?
総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」は、クラウドサービスを「従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するもの」と説明しています。
つまり、パーソナルコンピュータや携帯情報端末などの機器とWebブラウザ、インターネット接続環境などを用意することで、どの端末からでも様々なクラウドサービスを受けることができるもので、インターネット上にファイルを保存・共有できるサービスです。
一般的なこれまでのやり方では、PCを稼働させて、ワードやエクセルのアプリを使って文書やグラフなどを作成して、できたデータをUSBメモリーなどに記憶させていました。これをクラウドサービスを使えばネット環境さえ整備されていれば、アクセスして自由に編集や閲覧ができるのです。
インターネットを通じ様々なファイルデータを保存
最も分かりやすい例がGmailやYahoo!メールなどのWebメール。サーバーを気にせずに日常的に使用しています。また、スマホと自動同期してデータをバックアップなどインターネットを通じて様々なファイルデータを保存し、それを活用するわけです。
一言でクラウドサービスといっても多種多様なタイプが運用されています。よく知られている写真、音楽関係から情報系の専門型などで、有料プランもあれば無料タイプも数多くあります。
今年は賃貸経営のあらゆる分野で本格的にクラウドサービスの利用が進むと見込まれています。