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「自動販売機」設置でコツコツ貯める

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「自動販売機」設置でコツコツ貯める

 入居者の利便性が図られ、年間でそこそこの収益を見込む

 アパート・マンションの敷地内に、お茶やコーヒーの自動販売機をすでに設置して、収益を出されているオーナー、あるいは現在導入を検討されているオーナーもおられると思いますが、自販機設置のポイントをまとめてみます。

 敷地に余裕があって、道路に面し、人通りが多い場所では、自販機を設置して本業の賃貸経営に役立てているケースは数多く見られます。

 自販機ビジネスの原理は極めて簡単で、道路などに面した敷地の一角、もしくは建物の共有スペースに自販機を設置して、売れたコーヒー、ジュース等の缶飲料の販売手数料が収入となります。1本当たりおよそ10~20円がバックマージン。経費は冷やしたり、温めたりする電気代。手数料収入から電気代を差し引いた金額が正味の収入。

 自販機の機械は飲料メーカー、あるいは自販機専門業者が設置します。取付け費用、メンテナンス費用は原則、取付け業者、メーカーの負担となっています。

 自販機を設置するメリットは、わずかですがコツコツ貯まって年間にすればそこそこの収益が見込まれるのが一番で、次には入居者の利便性が図れること。敷地内にあると何かと便利なものです。デメリットですが、空き缶の後始末。空き缶の回収自体は業者が商品の補充時にやりますが、自販機周辺の掃除が必要。

 経費となる電気代ですが、省エネタイプのヒートポンプ機が広く出回っていますので、節約できそうです。また共用スペースに設置して、コンセントを差し込めば電気は共益費扱いにもなります。このほか気をつけたいことは、自販機の照明や機械の音、コイン投入・購入時の音が騒音になっていないかです。

 物件の立地、規模で自販機設置の判断が左右されますが、人通りの多い道路事情、敷地・共有スペースに余裕があるといった条件が満たされていれば、前向きに検討されるのもいいのではないでしょうか。

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