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ホテル機能と賃貸マンションの便利さを併せ持つ「サービスアパートメント」

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ホテル機能と賃貸マンションの便利さを併せ持つ「サービスアパートメント」


24時間対応のフロントサービスがついているホテルに近い住居

 都心部に立地して、賃料は20・30万円程度から各種揃っています

 「サービスアパートメント」を紹介します。英語で書けばservice apartmentと、なかなかしゃれたネーミングです。

 1ヵ月~数ヵ月の中長期出張者を対象として建設された、ホテル機能と賃貸マンションの住みよさが合わさった高級賃貸マンションで、家具付賃貸マンションに似たところがあります。

 賃貸マンションと呼んでいますが、24時間対応のフロントサービスやインフォメーションサービスがついているホテルに近い住居ともいえます。

 フロントサービスは全部に付いているわけではありませんが、ホテル機能と賃貸マンションの便利さを併せ持った従来にないスタイルの賃貸マンションです。

 普段の日常生活に必要な家具や什器、備品が付いており、リネンサプライ、クリーニング、清掃サービスもセットされています。なかには入居者専用のフィットネスジム、朝食サービスなどもあります。

 サービスアパートメントの立地は主に都心部など、やはり交通便のいいところにあって、通常は1ヵ月単位の定期借家契約を結びます。敷金、礼金はない場合が多く、月の賃料は20・30万円程度から100万円以上と各種揃っています。経営主体は大半が法人ですから、通常の賃貸経営とは大分違います。

 サービスアパートメントに似ているのが「マンスリーマンション」

 なお、サービスアパートメントと似た賃貸住宅に、家具・家電付きの賃貸住宅「マンスリーマンション」があります。

 一定の期間を決めて契約(定期借家契約)する賃貸住宅で、ビジネスで日本に中長期滞在する外国人、自宅の改修、リフォームの仮住まい、地方出身者の進学、就職活動に活用、と幅広い利用が進んでいます。

 さらに今後、住宅ニーズの多様化が進んでいけば、1ヵ月~数ヵ月といった短期ではなく、定期借家契約の特徴を生かして、1年あるいは2年といった利用法が広がっていくことも考えられます。

 サービスアパートメントもマンスリーマンションも法人需要の比率が高いのですが、法人需要は景気変動に大きく左右されるのがネックで、安定的な需要にやや問題を残しています。

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