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入居者満足度に応える「コンセプト型賃貸住宅」

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入居者満足度に応える「コンセプト型賃貸住宅」

特定のユーザーのニーズを絞り込み、コンセプトを全面に打ち出す

 「コンセプト型賃貸住宅」が話題を集めています。「コンセプト型賃貸住宅」とは、ネーミングの通り、コンセプトを全面に打ち出した賃貸住宅。ところで、コンセプトとは、「概念」とか、「イメージ」、「着眼点」といった意味で、またマーケティング的に、消費者がほしがる商品をつくり出す意味合いもあります。

 賃貸住宅に当てはめると、明確な使用目的を絞り込んだ特定のユーザーを視野に開発した商品(賃貸住宅)と位置づけられます。デザインマンションやペット共生賃貸住宅など個性的な持ち味を強調した賃貸住宅が、さらに進化した感じでもあります。特定の入居者ニーズをとことん絞り込んだ賃貸住宅を提供するというものです。

 コンセプト型賃貸住宅で話題を集めているのが、楽器演奏できる防音賃貸住宅、菜園付き賃貸住宅、バイク駐車場スペース付き、自転車の住居内持ち込みなどのほか、戸建て賃貸住宅、積極的にペットと共生する賃貸住宅などが幅広く、根強い人気を見せています。

 自分により適した、目的のはっきりしたものを好む傾向が強まる

 コンセプト型賃貸住宅と表裏の関係にあるのがシェアハウス。仲間・共同体的に同じ趣味の持ち主が集まって生活します。家賃の負担を軽減するために共同生活していたのが、今では会話は英語中心とかワインが好き、音楽演奏が趣味など、入居者同士が交流を深めながら生活しています。

 これからの賃貸住宅、社会が多様化した分、画一的なものより、自分により適した、目的がはっきりしたものが好まれる傾向が強まると考えられ、コンセプト型賃貸住宅の人気もそうした背景を反映しているものと見られます。

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