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全宅連・全宅保証の「一人暮らしに関する意識調査」に見る入居者傾向

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全宅連・全宅保証の「一人暮らしに関する意識調査」に見る入居者傾向

お気に入りの物件を探すポイントは、家賃、通勤・通学の時間、間取りと広さ

 全国の一人暮らしの4割弱が賃貸住宅に住む

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)と(公社)全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)が公表した「一人暮らしに関する意識調査」の結果から最近の入居者の傾向を見ていきたいと思います。

 この「一人暮らしに関する意識調査」は、2012年12月28日から今年2月末に、全国の10代から60歳以上の男女に幅広く実施した調査で、1万4,234件の回答者からまとめただけに、消費者の住宅に対する強い意向が反映されています。

 調査結果によりますと、全国の一人暮らしの4割弱38.1%が賃貸住宅に住んでいます。その内訳はアパートが17%、賃貸マンションが17.3%、賃貸1戸建てが3.8%。

 一人暮らしの部屋の希望タイプトップ3は、1DK29.1%、1LDK21.3%、1K20.7%で、1K~1LDKで十分と見ているようです。家賃については、4~5万円が25%、5~6万円が18.2%、3.5~4万円が13.9%と、3.5万円から6万円が主流で、一人暮らしを考える4分の1の方が4~5万円台を希望しているのが分かります。

 重視する設備は、エアコン付き、トイレとバスの分離、収納スペース

 ところで、部屋探しで重視する条件・環境については、部屋の条件トップ3では家賃の額が29.4%、通勤・通学の時間が18.7%、部屋の間取り・広さが11.2%で、環境の条件トップ3は、商店やスーパーなど買物施設が近い27.3%、最寄り駅が近い22.0%、学校・職場に近い20.3%。

 一人暮らしで重視する部屋の設備では、エアコン付き15.6%、トイレとバスの分離14.1%、収納スペースが広い11%となっています。

 やはりといいますか、一人暮らしであってもお気に入りの物件を探すポイントは、
 ① 家賃
 ② 通勤・通学の時間(最寄り駅)
 ③ 間取りと広さ
 この3つが物件を決定する要因に集約されているようです。

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