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石舞台に新年の挨拶を…。 (2008年1月14日)

飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)路を歩く  (花岡京子)

石舞台に新年の挨拶を…。

 
朝から天気が良かったので今年初めて明日香に行きました。明日香には見るスポットがたくさんあるのですが、たいてい足を運ぶところは石舞台古墳周辺、祝戸地区。
 
明日香の中でも、訪れるごとに石舞台周辺が目だって整備され、公園風になっています。環境が整えられ気持ちよく散策したり過ごせる半面、人手が加えられて人工的風景のイメージが強くなる一方です。
 
流行りの村おこしなのか、観光客の誘致なのか、国の特別予算がつくせいなのか、自然に少し手を加え過ぎではないだろうかと思われます。たまに訪れる者にとって自然の“素”が一番と勝手に感じるのですが、行政を担当する役場としてはそうもいってられないのでしょうか。
 
太子の湯“たちばな”の前に車を止めて、5〜6分歩けば橘寺(たちばなでら)。本堂(太子殿)の修復工事が終わり、大屋根を囲っていた足場が取れて、冬空に本堂大屋根が優美な曲線を見せています。寺院裏手南側の長い白壁の土塀からのぞく大屋根の勾配は、見る者を圧倒する美しさがあります。
 
橘寺の裏手から村中を通って祝戸、石舞台へ、夏、秋とはまた違った冬の風情を存分に味わいながら歩きます。もともと人の少ないところですが、真冬とあってほとんど行き交う人もなく、30分ぐらいぶらぶら歩いていると石舞台に到着。
 
ここは真冬といってもさすが明日香屈指の観光スポット、連休ということもあって意外にたくさんの人の姿が見られました。私も石舞台に新年の挨拶を…。
 
またそぞろ歩きで“明日香の隠れ湯”太子の湯まで道を辿り、湯につかって冷え切った体を温め、ゆったりした余韻を楽しみつつ帰路につきました。

2008年1月14日

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