空室を生む賃貸マーケット事情
空室対策のハウツー
空室を生む賃貸マーケット事情
賃貸住宅が空き家全体の54.1%を占める
賃貸市場は借り手有利な市場といわれて久しく、空室率は年々高まっています。
今日の賃貸市場を雄弁に語るデータとして、2008年10月に実施された「2008年 住宅・土地統計調査」(総務省)があります。
それによりますと、 全国の総住宅数は5,759万戸で、このうち空き家が756万戸。5年前の2003年から97万戸(14.6%)増加。空き家の内訳では、賃貸用の住宅が409万戸で、空き家全体の54.1%を占めています。
このような空き家の広がりと、景気の低迷を受け、賃貸住宅の新設は2009年に入って大きな落ち込みを見せています。
空室を生む賃貸マーケット事情の背景には、
・ 豊富な物件数
・ 入居者層の減少傾向
・ 景気低迷を受けた市場の萎縮
等が挙げられます。
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