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経年変化(けいねんへんか)

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賃貸経営用語解説

          経年変化 (けいねんへんか)

  時間の経過に伴って品質、性能が変化することで、住宅の場合、年月を
  経ることによって生じる建具や付帯設備関連の性能劣化を指す。
  
  一般的には、どんな新品でも時間が経てば古くなって見映えや性能が落
  ちる。賃貸住宅の経年変化の捉え方は、通常一般的な使用によって生じ
  る汚れ、摩耗等の損耗は「自然損耗」とし、借主の不注意(善管注意義
  務違反)で生じた傷等の毀損・汚損は「故意過失」とする。
  
  自然損耗、経年変化か故意過失かの判断基準として、国土交通省の「原
  状回復をめぐるガイドライン」が、強制力はないが広く行き渡っている。
  東京都独自の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」も参考にされてい
  る。
  
  入居者が退去する際に発生する原状回復の経費、あるいは次の入居者を
  迎えるために行うハウスクリーニングの費用等の負担で経年変化、つま
  り自然損耗の認識に差異が生じて、敷金返還のトラブルに発展する例は
  多い。
  
  ガイドラインに経年変化の数値的目安が具体的な項目として、盛り込ま
  れるとクレーム、トラブルの回避に役立つことから数値化の動きがある。

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