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英会話をトレーニングして Let's go to NewYork!

☆エンジェルのほほえみ(花岡京子)


        英会話をトレーニングして Let's go to NewYork!


 
   以前、このコラムでニューヨークの素晴らしさを取り上げたところ、数人の
  方からメールをいただきました。依然として犯罪は多いし、資本主義のメッカ
  のようなところで、ビジネスもアートもそして生存競争自体が厳しく、成功者
  はほんの一握りで大半は落伍している。本当に、そんなにいいところなの……
  という内容です。

   確かに80年代以降、犯罪数は減少しているとはいえ、日本と比べれば、やは
  り安全性においてハイリスク。ビジネスにおいては、激烈な競争を繰り広げて
  います。アーティストだって、才能と運のない者はドンドン淘汰されていきま
  す。その実態は、日本なんかより遥かにシビア。でも、だからこそ、まだニュ
  ーヨークに行ったことのない方は、早く行ってみてほしい、と言いたいのです。
  それも、若い人ほど、できたら10代の時に一度ニューヨークの空気を吸ってお
  くといいかも。

   ではなぜニューヨークなのか。

   私なりに表現すると、世界の富を集め、世界中から羨望されているアメリカ
  社会の豊かさの縮図のような大都会。それが、ニューヨークそこには何でもあ
  ります。アートもファッションもビジネスも人間の欲望も。混沌としているけ
  れど、ダイナミック。私としては、ニューヨーカーがオシャレで美味いものに
  目がないことが、ニューヨークという都会を印象づけているように思えてなり
  ません。
 
   ニューヨークはもう、完璧に本物です。日本のように“あんころ餅”ではな
  いのです。あんころ餅は、どこを切っても甘ったるいという意味の比喩。この
  話は別の機会に譲るとして、ニューヨークには、単一民族による馴れ合い的中
  庸社会の居心地感ではない、ハードさが街全体に覆いかぶさっている分、いた
  ずらに情感に流されない本物の姿があるということ。文化の違いとか、国民性、
  これまでの歴史などが複雑にからみ合っているので、あんまり単純に比較でき
  ないところもあるのですが…。

   本物とは…。一番分かりやすいたとえ話が、ロスのディズニーランドと、日
  本中至るところにある遊園地の差です。話はそれますが、ロス郊外アナハイム
  にあるディズニーランドに最初に行った時、カルチャーショックを受けました。
  規模の巨大さではなく、レストランや土産物店の“造り”の“本格さ”に。日
  本の東映映画村風のベニヤ張りのペラペラさは一切なく、建物の基礎もドア一
  枚にも壁面の布張りにも、実生活同様に本物の素材が持つ厚みと重みが自然に
  出ていたからです。

   現在、世界のアートシーンは、ニューヨークを軸に回っているところがあり
  ます。10年来続いている好景気がマーケットの活況を呼び、オークションも活
  発。景気のいい分、コレクターも元気。そうすると作品を売るギャラリーも活
  況を呈するという次第。しかも、ニューヨークには美術品の宝庫と呼ばれるメ
  トロポリタン美術館、近現代の傑作を集めているニューヨーク近代美術館、建
  物の威容を誇るグッゲンハイム美術館と、美術館と博物館の多さ、その内容の
  充実度は他を圧倒しています。

   成田から直行便で12時間、安いチケットなら片道6万円。基本的な英会話を
  しっかりトレーニングして、Let's go to NewYork!


  (2000.9.22)

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