賃貸住宅の主な建築構造と工法(非木造)
賃貸経営用語解説
賃貸住宅の主な建築構造と工法(非木造)
(ちんたいじゅうたくのおもなけんちくこうぞうとこうほう・ひもくぞう)
◆ 鉄筋コンクリート(RC)造
鉄筋で柱や梁といった骨格を組み、壁・天井をコンクリートで固める。
現場でコンクリートを流し込むだけに、一体構造で継ぎ目がなく、より
高い強度を実現。
中高層マンションに多い。低層から中層でも高層でも、土地が変形であ
っても自在に工事できる。高断熱、高遮音、高気密性能が高く、耐久性
に優れ、地震、台風、火災に強い。
◆ 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造
建物の骨組みが鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造または鉄筋・
鉄骨コンクリート造。骨組みを鉄骨で組み、そこに鉄筋もしくはH鋼を
配して、コンクリートで固める。
◆ ''鉄骨(S)造
柱や梁など主要な部分が鉄骨及び鋼材。木材に比べ強度が大きく、軽量
の特性を持つ。
◆ 鉄骨プレキャストコンクリート造
柱や梁に鉄骨の入った圧縮されたコンクリートの部材を使用。工場など
であらかじめ製造された部材を使うため工期が短い。低層マンションに
多い 。
◆ PC(鉄筋コンクリート)工法
プレキャストコンクリート(PC)は工場で成形した鉄筋コンクリート
部材で、これを現場で接合して建設するコンクリート系プレハブ住宅の
工法。RCに比べると強度、耐久性に優れ、工期が短く、工事騒音も比
較的小さいといったメリットを持つ。
◆ プレキャストコンクリート(HPC)造
柱や梁に鉄筋の入った圧縮されたコンクリートの部材を使用。工場など
であらかじめ製造された部材を使うため工期が短い。低層マンションに
多い。
◆ 気泡コンクリート(ALC)造
コンクリート内部に小さな気泡を入れて固めたもの。軽量で断熱性に優
れている。鉄骨造のアパートなど低層の建物に多い 。
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