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賃貸住宅を選ぶ際に重要視される設備

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賃貸住宅を選ぶ際に重要視される設備

生活が豊かになった分、賃貸住宅の設備にも年々要望が高まっています

 時代の変遷とともに入居者ニーズも大きく変化しています。そこでここ1年に発表された、各種調査の賃貸住宅入居者の設備関連に対する意識を取り上げてみます。

 世の中が豊かになっているのですから、生活のベースとなる住宅にも、より良いものを求める傾向が年々強くなっています。

 賃貸住宅を選ぶ際に重要視した設備は、「間取り・部屋数が適当」「住宅の広さが十分」「台所の設備・広さが十分」「浴室の設備・広さが十分」「住宅のデザインが気に入った」…「住宅市場動向調査報告書・平成29年度版」(国土交通省)。設備関連では間取り・部屋数・広さ・台所設備・浴室設備・住宅デザインに代表されているようです。

 家賃以外で重視したことは、学生は「通勤・通学時間」、社会人は「間取り・広さ」がそれぞれトップで、設備では学生・社会人ともに「独立したバス・トイレ」を重視。妥協したことのトップでは、学生、社会人ともに「築年数」。設備では学生は「追い焚き機能付バス」、社会人は「収納の広さ」を妥協しているようです…「30歳未満の学生・社会人の部屋探し徹底調査」(アットホーム)。

 重視する「部屋の設備」については、「バスとトイレットが別」「エアコン付」「収納スペース」がトップ3。現在一人暮らし層は「バスとトイレットが別」をより重視。一人暮らしをする時に欠かせないものとして、「スマートホン・テレビ・パソコン」が三種の神器といいます…「一人暮らしに関する意識調査」(全宅連・全宅保証)。

 次に引っ越す際に欲しい設備は、「エアコン」「独立洗面台」「TVモニター付きインターフォン」が上位。「24時間出せるゴミ置き場」「浴室乾燥機」が昨年より8ポイント以上増。家賃が上がっても欲しい設備の1位は「追い焚き機能付きの風呂」。家賃が上がってもよいと考える人で、かつ家賃上昇許容額が高い設備1位は「エアコン」…「2017年度賃貸契約者動向調査・首都圏」(リクルート住まいカンパニー)。

 いかがでしょう。こうした調査結果から、今日の入居者が求めている設備内容がよく分かります。総てを一度に満たすことは無理としても、部分的にバランスよく提供することがこれからの賃貸経営のカギとなりそうです。

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