賃貸経営安定化のために「e-メール」の活用図る
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賃貸経営安定化のために「e-メール」の活用図る
入居者との“ホットライン”で繋がりを強くしておく
入居者との繋がりをより深めるために、「e-メール」を活用されてはいかがでしょう。余分な経費がかからず、とくに難しい技術も必要ではなく工夫次第で、入居の促進やあるいは空室対策にも役立ちます。
賃貸経営安定化のポイントとして、物件に特色を持たせる差別化や入居者からのクレームに手際よく応える必要性が挙げられ、様々な対応策が打ち出されています。
その一つとして、普段から入居者との繋がりを強くしておくことが挙げられます。これによって、入居者の考えや将来の予定などをある程度事前に知ることができます。
いわゆる一度、入居者との人間関係が築かれると、大きなスレ違いが起きにくいというものです。例えば、はっきり理由も分からずに急に退去されるといったことを防ぐことができます。また、家賃滞納や善管義務違反などの防止に役立ちます。
そこで利用したいのが「e-メール」。今日、大半の方がPC(パソコン)やスマートフォン(携帯電話)、タブレット、アイパッドなどを利用されています。当然、ネット環境が整備され、「メールアドレス」をお持ちです。各人が所有するアドレスを活用して、メールのやり取りをすることで、いたって簡単に、「連絡掲示板」の役割を果たしてくれます。
負担をかけずに相互連絡できる
入居者への普段の連絡に建物の共有スペースやエレベータ内に「連絡事項」を掲示することが多いと思います。
この場合、貸主側の意向は伝えられても、入居者側の声を聞くことができないので、メールスタイルにすればお互いに負担をかけずに相互連絡することができるのではないでしょうか。いつでも好きな時に発信できて、また逆に入居者の要望を聞くことができます。とくに昨今の世情から、不審者情報や防犯案内を適時発信すれば、重宝されると思われます。
オーナーから見れば、入居者一人ひとりの声を受け止めるのは大変だ、そのために入居者の管理を依頼している、とお考えでしょうが、管理委託とは別に、入居者との“ホットライン”とも呼べるメールのやり取りも悪くないと思います。賃貸経営安定化のためにも入居者との繋がりは、大事にしたいものです
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