アパマンショップ・インタビュー (4)
特別インタビュー
株式会社 アパマンショップリーシング
首都圏PM事業本部 オーナー部部長
永野 東生氏
株式会社 アパマンショップホールディングス
管理本部付副部長
関 直哉氏
サービスを充実、強化することで賃貸斡旋数を増やし、
管理受託を増やすことが可能になる
── 今後の賃貸住宅市場をどのように捉えておられますか。また、今後の対応策についてお聞きします。
関 私達は少子化、人口減といった逆風はありますが、賃貸市場は今後も成長すると見ています。その背景として、世帯数、とくに単独世帯が増加していることが挙げられます。
弊社のお客様も単身者が主力ですが、今後、さらに単身者の増加が見込まれるため、賃貸斡旋件数はまだまだ伸びると思います。
外部要因としては、逆風ではなく、追い風になると思っています。管理についても前に述べた通り、自己管理の割合が高く、市場開拓の余地は十分にあると捉えています。
永野 さらなる管理の充実を図り、サービスの向上を実現するためにも、他の管理会社との差別化が求められます。
そのためにも、オーナー様専門のポータルサイトと同時に入居者様のポータルサイトを立ち上げ、賃貸住宅から派生する各種のサービスを取り上げることで、オーナー様、入居者様へのサービスの質向上を図ります。
このような総合的なサービスを向上させることがポイントになります。こうしたサービスを充実、強化することで賃貸斡旋数を増やし、管理受託を増やすことが可能になると考えています。
空室を解消するのに、日本最大級の賃貸斡旋件数を誇っているアパマンショップに対して、期待を寄せるオーナー様はたくさんおられますので、さきほど来ご説明していますキャンペーン展開などを活用し、しっかり客付けをさせていただいて、空室を解消していきたいと思います。それは弊社にとって可能なことだと思います。
── お忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。
(2011年12月19日)
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