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▲つづく 「賃貸経営者の意識を持つ」

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空室対策のハウツー

「空室対策」を考える (その4)

賃貸経営者の意識を持つ


長い賃貸経営において「家賃滞納」と「不良入居者への対応」、そして「空室発生」が最も頭を悩ませることですが、空室の発生とその対応は、ひとつ間違うと賃貸経営そのものを狂わせかねないので慎重に取り組む必要があります。
 
これからの賃貸経営は恒常的に空室と直面(する)せざるを得ない状況が続くと思います。逆に空室が出なければ、賃貸経営は成功です。成功する賃貸経営は、それほど大変なこととは思われません。きっちりした手順を踏み、対応を誤らなければ高い入居率は維持されるのです。
 
空室を出さないありとあらゆる手立てや方策をとれば、結果として賃貸経営を軌道に乗せることは可能です。車で事故を起こさないため、安全運転の規則を守った上により用心した運転、つまり防衛運転するのと同じで、空室を出さない努力と工夫を怠らなければ、案外最悪の事態に陥ることは少ないのです。
 
空室を出さないポイントは、次のような項目にきっちり対応することではないでしょうか。
 
しっかりしたマーケティングに基づいた
安定した「収支計画」をつくる
そもそも空室が起きそうな特長のない評価の高くない賃貸住宅を建てない
賃貸経営の基本を押さえておく
力のある仲介不動産会社、管理会社と取引きする
攻めの姿勢も大事
入居者に長く住んでもらう
そのために、常に入居者の目線と気持ちを尊重する
賃貸経営者、大家さん自身、業界の流れ、空気を理解する

賃貸経営も変わる時代の中で、その時々に合った対応と臨機応変に絵を描いていくことが求められているのです。

これからの時代、空室が出たらどうすればいいのか、に神経をすり減らすのではなく、理にかなったきっちりした賃貸経営をすることで実った果実を得るごとく、入居率が高まり、空室の不安(空室が出ない)も解消されるはずです。

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