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高水準が続く賃貸住宅新設着工の背景

 依然活発な賃貸経営への投資意欲

 コメントでは、「相続増税・低金利・株高等の市場要因に消費税前の駆け込み需要も重なり、前年比40%強の増加」「相続税基礎控除枠の縮小を見据えた動きと、増税前の駆け込みにより受注が好調だった」「防犯配慮型仕様が好調。消費増税が追い風になった」、など、プラス基調を強調する声がほとんど。

 さらに2013年7~9月の見通しについては、「消費税増税前の最後の駆け込みが見込まれる」一方、「駆け込みが沈静化し平準化」して、「受注戸数・受注金額ともにマイナス19ポイントと、戸数・金額ともにマイナスに転落するとの見通し」と捉えています。

 この時期、賃貸住宅の新築が相次ぐのかといえば、基本的には活発な賃貸経営への投資意欲があると思います。遊んでいる土地を生かして、長期にわたる安定収入に期待する「土地の有効活用」と、2015年からの相続税増税に備えた「相続対策」が強く影響しています。 

 既設物件とのシビアな競争

 これに加えて、2014年4月からの消費税増税が新築の後押しをしている感じです。賃貸住宅の場合、住宅ローンの減税対象とならないことから、どうしても消費税の税率に敏感で、今後も再来年の税率10%への引き上げ前に増加すると見られています。

 新築が増えるということは、市場全体から見れば入居者ニーズに応え、バランスが取れて活性化するといった見方がある半面、いわずもがなですが既設の物件とのシビアな競争に拍車がかかるといった現象が起きてきます。

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