アイアル少額短期保険 インタビュー 3
特別インタビュー
アイアル少額短期保険株式会社
代表取締役社長
安藤 克行氏
今後も続くと推測される高齢化、単身化トレンド
時代が変化する中、リスク対策の一つとして役立ちます
── “困った時に頼りになる保険”という言葉がありますが、賃貸オーナーは保険の必要性を認識していてもどうしても保険料の負担を重く感じます。そこで、万一に備えた保険は賃貸住宅で起きた突発的な事件・事故にどれほど役立つのでしょうか。
安藤 発生率は高くないものの、万一の事故による損失額(損害額)が大きくなるリスクへの対策としては保険が効果的です。
その例が地震や火災になりますが、それと同程度以上の確率で発生する入居者死亡事故の場合、その損害(修復や退去)は、事故戸室に留まらず、汚損被害を受けた隣接戸室に及ぶこともありますので、月額300円の保険料であれば管理費の一部という認識をもってご検討いただければと考えています。
── 賃貸住宅の事件・事故に伴う心理的瑕疵に、「補償保険」はどのように役立つのでしょうか。つまり賃貸経営をどのようにしてサポートするとお考えですか。
安藤 新たな住宅セーフティーネット制度では、高齢者や低額所得者等に対する住宅の供給に注力していくことが具体的に定められています。
高齢化、単身化というトレンドは今後も続いていくと推測されるため、そのトレンドに経営方法をアジャストすることができれば、逆に大きなマーケットが存在するという話にもなります。
そのような時代が変化する中、オーナー様のリスク対策の一つとして、当社の孤独死保険もお役に立てるものと考えております。
── 本日は保険に関する貴重なお話をありがとうございました。多くのオーナー様は「賃貸経営」と「保険」のあり方についてその重要性を理解されたのではないでしょうか。