リノベーション(Renovation)
賃貸経営用語解説
リノベーション (Renovation)
「リノベーション」とは、刷新、修繕、改革という意味で、建物の柱、
壁、床等の躯体を生かしつつ、最新の設備、工法、材料等を取り入れて
リメークし、機能向上とともに価値を高めて入居者ニーズに応え、新し
い賃貸住宅に改造すること。
賃貸住宅は日常のメンテナンスとともに、入退去にともなう原状回復、
補修・修繕をこまめに行うことで、性能を維持して入居者を迎える。建
物の経年にともない最初に行うのが、設備を更新したり、大幅な模様替
えをする「リフォーム」。
あるいは一住居単位のリフォームではなく既存の躯体部分を活用して大
規模に改修する「リノベーション」がある。また、大胆に老朽化したビ
ルや建物を用途転換して、賃貸マンションに改装する「コンバージョン」
が広がりを見せている。
いずれも築後数十年を経て、今日の入居者ニーズに十分応えることがで
きなくなった建物を新築として建て替えずに、性能を高め、新たな価値
観を見出して用途の大幅な変更を図るもの。新築同様、綿密なプランニ
ングが必要。
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