平成24年版の「白書」3つ発表
平成24年版の「白書」3つ発表
住宅、不動産、土地の実情と課題など、分かりやすく解説
国土交通省から住宅、不動産関連の白書が3つ発表されました。平成24年版の「国土交通白書」「土地白書」「首都圏白書」で、それぞれ住宅、地価・土地取引、首都圏整備に関する情勢を分析しています。
白書といえばともすれば美辞麗句で、受け持ち分野を解説している行政冊子と捉えられがちですが、この3つの白書は住宅、不動産、土地の実情と課題などが、分かりやすく噛みくだいて解説されており、結構読み応えがあります。
普段目にするお役所の文書は難解な首をひねる表現が多く見られますが、白書はコピーライターが参画しているのか、読みやすく書かれています。国土交通省のホームページで要約版も全体版も見ることができます。
これからの賃貸経営、ミクロの地域の家賃相場をつかんでおくことも大事ですが、マクロの「中古住宅・リフォーム市場の環境整備」など、住宅行政全般を理解しておくこともプラスになるのではないでしょうか。
(2012.8.1)
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