木造3階建てアパート(もくぞうさんかいだてあぱーと)
賃貸経営用語解説
木造3階建てアパート (もくぞうさんかいだてあぱーと)
敷地が限られた土地でアパートを経営する場合、3階建て木造アパート
の魅力は見逃せない。
通常、鉄筋、鉄骨のマンションなら10階でも20階でも高層化することは
可能だが、木造アパートの場合は、2階建てではなく3階建てにするこ
とで多くのメリットが生まれる。
まず、2階建てに比べて住戸数が多く取れる、限られた土地、予算のも
とで賃貸経営をしていくのに、対投資収益率に優れているといえる。
価格が抑えられるのは、中・高層マンションと比べ、基礎部分やエレベ
ーター等の設備負担がいらない分、安価。そして木造の持つ自然感が地
域の環境に無理なく溶け込むので、近隣への配慮という点でも特色を持
つ。
また、税金面でも固定資産税の軽減率が3階建てであっても2階建て同
様。減価償却の償却率が高いので、減価償却費として計上できる額も多
く、その分節税となる。2階建てに比べて建設費が膨らむ半面、家賃収
入の増収が見込まれる。建設に諸条件がピッタリするならば、3階建て
も選択肢の一つ。
ただ建設に際して、耐火性能や耐震性能に対して高い性能が求められる。
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