満室経営(まんしつけいえい)
賃貸経営用語解説
満室経営 (まんしつけいえい)
満室経営とはどの部屋にも入居者が居住している状態で、賃貸住宅経営の
理想でなおかつ目標である。
しかし、いつからか、建物が完成しても大半の物件で即満室にならなくな
った。極端な場合、12戸クラスのアパートにおいて、築1年を過ぎても半
分が空室という事例も見られる。
満室経営は理想形とされるが、現実、賃貸経営上、当初の収支計算では築
10年程度は満室、もしくは90%台の入居を前提にしている。
賃貸経営はすでに新時代的な様相を見せ、よほどしっかりした事前のプラ
ンニング、マーケットリサーチを行い、特色ある経営、攻めの経営をしな
いことには満室経営は困難になっている。
満室が実現すると同時にほとんどの賃貸経営上の問題が解決する。つまり、
満室経営実現のためにあらゆる努力、工夫が必要とされるのが今日の賃貸
住宅経営を取り巻く環境と言えそう。
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