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賃貸住宅の新設続き、前年比大幅な増加を見せる

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賃貸住宅の新設続き、前年比大幅な増加を見せる


市場の動向、低金利を背景に、最新設備の揃った新築で挽回図る

 消費税増税の動きも見逃せない

 賃貸住宅の新設、投資が活況を呈しています。国土交通省がまとめた2012年1~11月の全国・貸家新設着工数の合計は29万1,070戸で、前年比11.5%増です。

 すでに2011年度の実績28万9,762戸を超え、2012年9~11月3ヵ月の平均では、前年比35.6%の大幅増加となっています。

 11月だけを見ますと、前年比23.2%増の3万106戸で、3ヵ月連続で前年同月の水準を上回るなど、緩やかながら持ち直しの動きは継続しています。

 三大都市圏の貸家新設では、首都圏が前年比16.4%増の1万481戸、中部圏が同28.1%増の2,834戸、近畿圏が同0.6%減の3.007戸。

 11月の着工ですからRC造なら今年の秋にはオープンし、また木造、プレハブ、軽量鉄骨なら早ければ春の入居募集に間に合います。

 このように新設が増えている背景として、市場における新築の数がタイトになり、金利が低い分、建てやすいといった理由のほか、最新設備の揃った新築は人気が高いので、築年数の古い物件の苦戦を一気に挽回したいといったオーナーの強い意向があるようです。それと消費税増税の動きが見逃せません。

 国土交通省では今後の新設傾向の先行きについて、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況等を引き続き慎重に見極める必要がある、としています。 

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