賃貸経営とソーシャルメディア(ちんたいけいえいとsocial media)
賃貸経営用語解説
賃貸経営とソーシャルメディア
(ちんたいけいえいとソーシャルメディア)
ソーシャルメディアとはウィキペディアによると、「誰もが参加できる
スケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じ
て広がっていくように設計されたメディアである」と紹介されている。
従来の新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどの媒体によるマスメディアと違
い、大規模な設備や資金をかけずに誰でも比較的容易に活用できるのが
特徴。ブログ、ツイッター、フェイスブック、ソーシャルブックマーク
など、インターネットを介して発信されているコンテンツで、これらの
ソーシャルメディアを有効活用することがソーシャルメディアサービス。
ソーシャルメディアの性格、機能は、まだまだ発展途上にあり、明確な
定義づけは難しく、これからも進化、発展を遂げると見られている。
そのソーシャルメディアと賃貸経営とはどんな関係にあるかといえば、
賃貸物件のPR・広告にジワジワと広がり、影響度を増している。
元来、不動産物件の案内・告知にマス媒体は優れた働きを持ち、市場の
拡大とともに媒体は多様化、多彩に発展してきた。
ほんの30年ほど前まで、物件広告の主流は、店のガラス戸に貼られた墨
汁なんかで入居条件を手書きした案内紙だったが、賃貸需要の高まりを
受けて、情報誌が発行され、爆発的な市場の広がりを見せた。次にイン
ターネットの登場で、情報の提供者、受給者両方に多くのメリットを提
供する時代に入った。
そしてインターネット機能をさらに進化させた情報発信のソーシャルメ
ディアの活用で、不動産関連の多くの企業がこのサービスを使い始め、
情報チャンネルのアカウントを整備して、存在感を見せ始めている。
賃貸住宅を探す消費者に訴えるツールとも媒体とも言えるソーシャルメ
ディアのこれからの広がりによって、入居者募集はもとより賃貸管理な
ど賃貸市場に少なからずの影響を投げかけると見られる。
──────────────────────────────────────────────────
Copyright (C) 2011 P・M・G All Rights Reserved.