賃貸経営と土地活用(ちんたいけいえいととちかつよう)
賃貸経営用語解説
賃貸経営と土地活用
(ちんたいけいえいととちかつよう)
土地所有者の2.5人に1人は、賃貸経営を「土地活用」の第一と考えて
いるといわれる。土地活用の成否を左右するのは、なんといっても「立
地条件」。そのポイントは、おおよそ次の5項目。
1.土地の広さ、形状
2.最寄り駅からの距離
3.周辺環境・公共施設等
4.建築条件(建ぺい率・容積率)
5.マーケティング(賃貸経営の条件が整っているか)
とくに、所有地にアパート・マンションを建てて賃貸経営する場合、
まず土地の形状が問題。同じ敷地面積であっても整形地か変形地かで、
建設する建物の形態が違ってくる。1DK、2DKなどの同一タイプの
間取りを予算に合わせて建てるので、変形地より長方形の方が工事がし
やすい。
また、道路に面しているか、奥まっているか、6トン車が横づけでき
る道幅があるかなどもチェックポイントとなる。6トン車の横づけが不
可能で4トン車、あるいは2トン車を使うとなると、建物の設計費、運
搬費、構造体にかかる費用までが違ってくる。
建物の構造も、マンションにするかアパートにするかは、土地の広さ、
周辺立地、予算を考慮して決定。対費用効果が高いのは、マンションよ
りアパート。基礎が安く上がる木造、軽量鉄骨造2階建てが、対費用効
果が高い。
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