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賃貸経営にプラスする日々の「清掃」

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賃貸経営にプラスする日々の「清掃」

清潔感は、大きなセールスポイント

 賃貸住宅を探す多くの人は最寄り交通機関・利用駅までの距離、周辺環境、部屋の間取りと設備内容、家賃等を中心に検討して決定されます。これらは、「住居選びの条件」として、常に上位を占める要素となっています。

 そして、こうした立地・設備・間取り・賃料同様に、賃貸住宅の評価を決定づけるのが「清潔感」。行き届いた清掃が賃貸住宅の価値観を高め、同時に入居促進の大きな働きをなす、と多くの賃貸経営マニュアル本にも記載されています。

 例えば、玄関周辺のゴミや郵便受に溜まったチラシなどが放置されていたり、ゴミ置き場がひどく汚れていれば、建物と管理の評価において、そのダメージは決して小さくありません。

 新築の建物も、時間の経過とともに古くなっていきますが、たとえ古くなっても古さを感じさせない、あるいは古いなりに落ち着いた清潔感に満ちた雰囲気を醸し出せば、それが立派なセールスポイントになり、部屋を探している消費者の背中を押すことにもなります。

 ところで清掃には、特殊な薬品や機械を使った本格的な作業もありますが、基本は敷地内、建物周辺のゴミを拾い、草を引き、目に付いたホコリを払って、ぞうきんで汚れを拭き取る。こうした日常の基本的な清掃作業で、物件の美観は保たれます。

 また、清掃は建物の美観を保つほかにも、入居者の意識を高めることにも役立ちます。人間の心理として、きれいに清掃された場所は汚したり設備、機材を乱雑にできない働きをしてくれます。清掃を通して、入居者とのコミニューケションが深まるといった効果もあります。

 このように、賃貸経営に役立つのに金銭的な負担をかけず、直ぐにもできるのが日々の「清掃」ということになります。

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