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ニューヨークは画廊の街

☆エンジェルのほほえみ(花岡京子)


             ニューヨークは画廊の街 


  世界のコンテンポラリー・アート(contemporary art)の中心は、やはりニュ
  ーヨーク。すでに何度かお話ししたように、アメリカ経済の活況を受けてアー
  トの世界も、コレクター、ギャラリー、アーティストともども元気がいい。

  常に時代の最先端の胎動が芽吹いていて、世界に向けての発信地になっていま
  す。60年代のポップ・アートから現代に至るまで、次々と新しい手法による表
  現形式が登場しているのです。

  ニューヨークは画廊の街としても知られています。その数およそ300と少し。画
  廊街は3つあって、そのうちのひとつがマジソン街や57丁目のアップダウンの
  ギャラリー街。ここに行くと、現代アートギャラリーが軒を並べ、R.アートシ
  ュワガー、R.ブレックナー、ウォーホル、ジョン・バルデサリー、デヴィッド
  ・サールら巨匠の作品が数多く展示されています。
  ふたつ目がミッドタウンとマジソン街の間。やや規模の大きい画廊が集中して
  います。

  そして現代では、ウエストブロードウェーを中心にして4ブロック東のブロー
  ドウェーまで広がっているSouth of Houston=SOHOがすっかりファッショナブ
  ルなアート・ムーブメントとして人気を博しています。SOHOには、若い芸術家
  の才能が集積しているという感じ。無名作家から戦後ポップアートの巨匠まで、
  一度に見ることのできる画廊街でもあります。

  今回、いきなりニューヨークの画廊の一端のお話をしてしまいました。土地カ
  ンがない方にはピンとこないかもしれませんが、要は、政治や経済だけではな
  く、美術品の展示物の数だけでも途方もない規模を誇り、芸術の分野において
  もニューヨークは触覚の鋭い街であるということをお伝えしたかったのです。


  (2000.10.13)

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