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借家全体の約85%が個人所有で、大家さんの約73%が管理を委託 (2012年6月8日)

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◆ 賃貸経営の今を読む (峰 匡太郎)

借家全体の約85%が個人所有で、大家さんの約73%が管理を委託

 個人の大家さんによって、日本の住宅が支えられている

 国土交通省の住宅局が2009年2月に公表した『民間賃貸住宅を巡る現状と課題』を見ますと、賃貸経営の現状と実態がよく表れています。参考までに、主だったデータを抜粋してみます。

 まず民間賃貸住宅の経営形態ですが、個人所有が借家全体の約85%、約1,062万戸を占め、個人経営者の年齢は、6割が60歳以上の高齢者。圧倒的に個人の大家さんによって日本の住宅が支えられているのが分かります。

 賃貸住宅の所有戸数は、21~50戸が最も多く30.9%で、続いて11~20戸が26.8%、6~10戸が17.8%。50戸以下が全体の86%を占めています。

 一方、管理方法では、一部または全部の管理を委託している大家さんは約73%、と多くの大家さんが管理を委託しています。

 委託している管理業務の内容は、入居者募集が86.9%(複数回答・以下同じ)で最も高く、続いて、退去時立ち合い・修繕が75.2%、クレーム処理などの入居者管理が73.1%、解約・明け渡しが72.3%、契約更新が71.4%の順となっています。


(2012.6.8)

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