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新型コロナウイルス感染症拡大後の「住み続けたい街の魅力」

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新型コロナウイルス感染症拡大後の「住み続けたい街の魅力」

やはり、「医療施設」の充実に高い関心

 かつてない2年に及ぶコロナ禍を体験した、人々の住居に対する価値観の変化を調査したデータが、(株)リクルートの住まい領域の調査研究機関、SUUMOリサーチセンターから発表されました。

 回答者が1都4県、4万3千人に及ぶ調査の「住まいの街の魅力に関する実態調査」(複数回答)で、それによると、「新型コロナウイルス感染症拡大後に、より重視するようになった街の魅力項目」の1位は「強まった条件はない」。そして、2位に全回答者の約23%の人が病院や診療所などの「医療施設が充実している」ことを、より重視するようになったと回答しており、やはり医療施設が高い関心事となっています。

「行政サービス」「防災対策」  
「防犯対策」の充実を求める

 また、「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う」「1回の外出で複数の用事を済ませられる」もそれぞれ約15%、12%の人がより重要視するようになったと答えています。これは密を避ける、不要不急の外出を避けるということで、交通機関を利用することなく日用品の買い物などを行える生活利便性が、より求められるようになったと考えられます。

 さらに、「散歩・ジョギングしやすい」も約13%の人がより強まったと答えています。家で過ごす時間が増え、気分転換のために散歩等の需要が高まったと考えられるものです。

 このほかに、「行政サービスが充実している」「防災対策がしっかりしている」「防犯対策がしっかりしている」「徒歩や自転車での移動が快適だ」「公園が充実している」「物価が安い」などが続き、生活環境の利便性を求めているのがよく分かります。

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