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これからの賃貸経営

賃貸経営者が日々直面する悩み事

賃貸経営安定のためにも 仲介不動産会社とは上手につき合っていく

 ところで賃貸経営者を悩ませる一つに、仲介不動産会社対策、つまりつき合いがあります。その不満の大きな理由は、

 ・ 思うように動いてくれない
 ・ 連絡が悪い

 に大別されます。
 
 物件を預けて日々の仲介業務を依頼しているのに、「もう少しこまめなフォロー」あるいは、「気遣いがあっていいのでは」というのが賃貸経営者の偽りない心境です。
 
 仲介不動産会社といっても実に様々です。社員1,000人規模(賃貸仲介専門で1,000人の会社といえば、ごくわずかですが)の大手であっても、業務を担当するのは個人レベル。
 
 社員1,000人が金太郎飴のごとく、なべて業法を理解して仲介業務に精通し、なおかつ営業マンとして十分な能力を身につけていれば問題ないのでしょうが、いかんせん能力、仕事に取り組む姿勢にバラつきがあって決して一枚岩の状態ではありません。
 
 対して、たとえ社員数名の不動産会社であっても長年業務に携わり、地域の賃貸事情、業法、仲介業務の実務に詳しい営業マンが担当してくれれば頼もしい限りです。
 
 「思うように動いてくれない」「連絡が悪い」は、賃貸に限らずビジネスの世界どこでも見られる出来事です。要は程度問題でもあるのですが、結局はビジネスマンとしてのバランスだと思います。
 
 カユイところに手が届くに越したことはないのですが、気配りが十分にできなくても業務に忠実であれば、さほど問題は起きないものなのに、世の大家さんの多くが(仲介・管理会社からの)肝心の業務に直結した連絡事項の悪さに泣かされています。
 
 会社が大きいから大丈夫だと思って取引したが、しばらくして「アレ、ちょっと違うんじゃないか」と感じる大家さんが結構おられます。社内教育とか業務マニュアルが整っているようですが、毎日の商売(仲介)はイレギュラーの連続ですから、やはり場数を踏んでいないと本当の実力がついていない、というケースが多いのです。
 
 こういう所以(ゆえん)ですから、大家さんも相手(取引している仲介不動産会社の担当者)を皆が皆プロと信じ込まないで“セミ”がついている時もあるので、連絡がないのを嘆く前に、こちらから連絡を入れるなど、「うまく対応」されて、上手につき合っていくことをお勧めします。



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