1階部分に「空き部屋」をつくらない
空室対策のハウツー
1階部分に「空き部屋」をつくらない
植栽を積極的に投入して、建物全体のイメージアップを図る
アパート・マンションの1階部分は、ともすれば敬遠されがちで、空き部屋の発生率も高いのですが、この1階をキッチリ押さえておくと物件の好感度とともに、建物の全体のイメージアップにもつながり、ひいては空き部屋防止策ともなります。
1階部分が不人気なのは、
・ 日当たり、風通しが悪い
・ 外部からの視線にさらされる
・ 防犯面で不安
・ 人の往来が多い
などが上げられます。
ですから、これらの要素を解決すれば、必然的に問題解消にも結びつきます。
◆ 戸外からの視線をカットする
・ できるだけ道路側にベランダを配置しない。
・ 1階部分をかさ上げして、階段でいえば5~6段程度高くする。
・ ベランダを設置した場合、壁を高くする。
・ 植え込みあるいは大型の鉢植えを置き、栽培しやすく年間を通してグリーンなゴールデンクレストなどを植える。
1階部分にこうしたグリーンが設置されると、物件のイメージは格段によくなります。
◆ 付加価値指向
・ 1階の各部屋は思い切って独立した専用の玄関(出入り口)を設置する。
・ 専用庭を設ける。
・ 1階部屋をペットOKとする。
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