「エコ」の風が賃貸住宅においても本格的に吹き始める(2009年10月30日)
「エコ」の風が賃貸住宅においても本格的に吹き始める
環境負荷低減、地域社会に貢献することが全面に打ち出される
賃貸経営といえば、どうしても収益性向が先行しますが、時代が求める「環境への配慮・エコ」の風が賃貸住宅においても本格的に吹き始めたのではないかと思わせる新製品が昨日、大和ハウス工業から発表されました。
今日の賃貸経営は、物件に競争力を付けるために差別化が強く求められ、入居者へのサービスを含めて、何らかの特徴を持たせることが安定経営のキーワードとさえなっています。
今回発表された大和ハウス工業のエコ賃貸は環境対応型で、
・ 入居者の居住時のCO2排出量を大幅に削減
・ 自然風を取り入れたエコロジープラン
・ 街並みに調和したエコロジーを感じさせる外観デザイン
が特徴といいます。
セールスポイントは「CO2排出量の削減」です。その実現のために、太陽光発電を標準搭載していることで、オーナーに対して、補助金(太陽光発電システムに対して)が支給されます。
ちょうど11月1日から、太陽光発電の余剰電力の電力会社の買い取り価格が、現在の2倍になることから、太陽光発電システムの導入に拍車がかかると期待されています。
セールスポイントとして、地球温暖化防止、さらには環境負荷低減、地域社会に貢献することが全面に打ち出された賃貸住宅が発売される時代になったのです。
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(2009.10.30)