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「土地活用」の悩み (2008年5月14日)

'◆ 賃貸経営の今を読む (峰 匡太郎)

「土地活用」の悩み 

土地を遊ばせておくのはもったいないので、何か利用して収益を上げたい。わずかな土地なのに年間で20〜30万円といった税金の負担感は小さくない。あの固定資産税というのは税制として根本的におかしいのではないか。単に草の生えた土地を所有しているというだけで数十万円の税金をかけてくる。

税金から逃れられないのなら、せめて税金を支払う程度の利益を土地の利用で稼ぎたい、と思う地主さんが大半ではないでしょうか。

では何をすればいいのか。

手持ちのお金が少なければ資金は限られ、そして将来に禍根を残すリスクも抱えたくない、と悩むのも当然です。

土地を利用して収益を上げる、つまり儲ける方法に借地として貸す、資金の負担の小さい駐車場にする、今人気の賃貸住宅を経営する、と選択肢は多いのですが、土地の条件に何が一番ふさわしいか、その判断はなかなか容易ではありません。

話が少しそれますが、日本の住宅の総数は5389万戸、うち賃貸住宅は1450万戸(「2003年住宅土地統計調査」)。この1450万戸の経営者の大半は個人経営です。

人が住める住宅の4分の1強が個人経営によって維持されているのも、ある意味凄いことだと思うのですが。

ここへきて土地を所有しているから土地活用という時代ではない、とよくいわれますが、土地は昔も今も貴重な財産ですから、大事になおかつ慎重に活用を図りたいところです。

賃貸経営に関しても、従来のやり方では通用しない高度な経営が求められています。
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(2008.5.14)

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