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「賃貸住宅でも手軽にできる地震への備え」

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「賃貸住宅でも手軽にできる地震への備え」

地震への備えのベスト3「飲料水・食料の備蓄」
「避難場所・経路の確認」「非常用持出袋の準備」

 マグニチュード7・6の令和6年能登半島地震発生から2ヵ月が過ぎようとしています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 前触れもなく起きる地震には肝を冷やします。地震大国のわが国で地震対策として、何に気をつければいいのかをまとめたデータとして、不動産情報サービスのアットホーム(株)から発表されました、不動産のプロが選ぶ!「賃貸住宅でも手軽にできる地震への備え」のランキングが参考になります。

 地震に備えるためのチェックポイントをまとめており、入居者を対象としたものですが、地震対策として示唆に富んだ内容となっています。

 まず、賃貸住宅でも手軽にできる地震への備えのベスト3は、「飲料水・食料の備蓄」「避難場所・経路の確認」「非常用持出袋の準備」となっています。「飲料水・食料の備蓄」は水道が止まることを想定したもので、「避難場所・経路の確認」については、避難経路を日頃から確認しておくことが重要です。

 入居者は地震に対して並々ならぬ関心を寄せている

 次に、地震に備えるためにチェックすべき物件情報では、1位が「ハザードマップ(災害予測範囲、避難所など)」、2位が「築年数」、3位が「建物構造(RC造、SRC造、木造など)」。

 「ハザードマップ」については、「ハザードマップで物件の場所を確認しながら住まいを探すのが良い」という声も。「築年数」では、昭和56年6月1日以降適用の新耐震基準かを確認するというものです。「建物構造」は、やはり地震への関心から、免震構造あるいは耐震構造限定で探すケースが増えているようです。

 また、地震に備えるためにあると安心な設備は、「火災報知器」「ガス漏れ検知・警報器」「消火設備」が上位を占めています。
           
 「火災報知器」は火災が起きた時に警報ベルなどで知らせる設備で、「ガス漏れ検知・警報器」はガス漏れを検知して知らせる設備です。

 部屋をお探しの入居者も地震に対して、並々ならぬ関心を寄せているのが分かります。

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