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「iphone4」発売と賃貸ポータルサイト (2010年6月15日)

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◆ 賃貸経営の今を読む (峰 匡太郎)


「iphone4」発売と賃貸ポータルサイト

急ピッチに進めるスマートフォンアプリへの対応

アップル社のスマートフォンの新製品「iphone(アイフォン)4」が、24日発売を前にして人気を呼んでいます。

この新機種の発売を機に新OSを発表し、ハード、ソフト両面で大幅なバージョンアップを果たしているようです。

少し前にやはりアップルから、タッチパネル機能を前面に打ち出したコンパクトな「iPad」が発売され、ネットサーフィンもメールも指先だけで操作できる先進さに驚かされたものです。

パソコンの利用範囲の拡大、使い勝手の良さのさらなる向上にユーザーはどんどん引き込まれています。

そこでこうした携帯端末情報機器の広がりと、賃貸経営の関係ですが、携帯電話が生活インフラとしての地位を確立している今日、携帯からインターネットに接続して部屋探しに活用する度合いがさらに強まることは間違いないところです。

不動産・賃貸住宅のポータルサイトを運営している各社は、ここへきてこのようなスマートフォンアプリケーション(応用ソフト)への対応を急ピッチに進めています。

目立っリクルート『SUUMO』とネクスト『HOME'S』の対応

各社の動きを見ますと、リクルートの『SUUMO』とネクストの『HOME'S』の対応が目立っています。

『SUUMO』はグーグルのAndroid専用アプリをドコモマーケットにて提供。iPhoneアプリに次いで、Andoroidアプリにも対応し、『SUUMO』が掲載している総ての賃貸物件を検索でき、価格・所在地・間取り・広さ及び会社情報が、Androidアプリ上の詳細ページで閲覧できます。

また、iPad発売に合わせて、iPadアプリ「SUUMO for iPad」をリリース。パソコンを立ち上げなくても、物件検索することが可能で、賃貸物件も、売買物件も、住みたい駅、行政区を指定するなどの操作で検索できるといいます。

一方ネクストは、急拡大するスマートフォン市場に対応して、iPhone/iPod touch用アプリやAndroid搭載携帯向けアプリの提供を積極的に行っています。iPhoneが牽引役となっているスマートフォン市場に今後とも対応する意向。

ハード面での急ピッチな発展と合わせてアプリケーションの開発が進み、それらを取り入れた対応をポータルサイトが行うといった構図が今後ますます盛り上がっていくとみられます。
   
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(2010.6.15)


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