アパート・マンションの人気を左右すると言われる「物件名」
アパート・マンションの人気を左右すると言われる「物件名」
リフォームなどタイミングを図って変更も
賃貸経営において、アパート・マンションの名称「物件名」は結構大きな比重を占め、人気を左右するとさえ言われています。
名は体を表すといわれる通り、商品の名前は読みやすく、さわやかな感じで、個性的であればイメージアップに役立ち、消費者の関心を高めて、商品のメリットを訴え、そして購買に結びついています。
賃貸住宅も全く同様で、建物の名称によって、受けるイメージが大きく違ってきます。入居者を募集する時のWebやパンフレット、情報誌の広告掲載にも何かにつけ名前が出てきます。
入居者にとっても住民票をはじめ、免許証、年賀状、名刺、ハガキ、手紙のアドレス、商品申込み書の住所欄の記載と、日常生活のあらゆる局面で、住所の最後にアパートやマンション名を書くのですから、シャレた、気の利いたセンスのいい名前と、何の工夫もアイデアもない通り一遍の名前では、相手に与えるイメージがかなり違うはずです。
入居者が賃貸住宅を選択する際、賃料や付帯設備同様に建物名に重きを置いているのはよく知られています。意外と物件名で入居率が変わるとされ、ひいては賃貸経営にも影響を及ぼすといわれます。
アパート・マンションの名前はぜひ一工夫を
建物の名前は、大半が建設時の入居者募集を始める時に付けられるのですが、すでに建って何年も経っている場合でも、大規模なリフォームや新年度を境に思い切って変更するのもいいのではないでしょうか。
賃貸経営を始めた頃は名前まで気が及ばなかったとか、日が経つにつけ、名前の重要さを認識したといった場合、タイミングを図って物件名を変えてみてはいかがでしょう。
それと名前と同時に、建物の表札ともいえるネームプレート「館名板」もスッキリしゃれたものにしたいところです。
大家さんの中には凝る方がおられます。道路からアパートの敷地に入る入口辺りに手づくりのプレートを立てて、少しでも目を引こうとするケースが見られます。アパート・マンションの名前はぜひ一工夫を。
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