賃貸経営、管理、土地活用、不動産投資など賃賃ビジネスに役立つ最新ニュース

三井ホームの「サポートシステム」に思う」(2009年6月26日)

◆ 賃貸ビジネスを考える

三井ホームの「サポートシステム」に思う

 三井ホームニュースリリース(「プロパティ・プライムコート」発売)を読んでいて、改めて今日の賃貸経営の現状についての認識を深めました。

 同社はグループで賃貸経営をサポートするのに“6点セット”を用意しているといいます。経営をサポートするメニューを挙げると、ほかにもあるかもしれませんが、賃貸経営のサポートシステムとして、次の6つを挙げています。

その6つとは、
 1. 30年一括借上げシステム
 2. オリジナル賃貸ローン
 3. 家賃前払いシステム(賃料1年分を前払い)
 4. 構造躯体「20年保証システム」
 5. 滞納家賃保証システム
 6. 原状回復工事と設備機器の修理(交換)費用を保証

 今日ではたいていの事業会社が手がけているサービス。ただ、これら6点をセットにして「サポートメニュー」としているハウスメーカーはやはり少ないと思います。

 それぞれ賃貸経営を始めるに当たって、大きな課題となる内容ばかりで、ここをサポートしてもらえばどれだけ楽になることかと思うはず。

 ハウスメーカーとしても賃貸経営をスタートする際の後押しのために、泣き所をバックアップするのに、ここ一番必要なポイントを挙げた結果がこの6点に集約されたようです。

 賃貸経営者にとってもサービスを受けるのに、別途保証料や月々の保証料が必要とはいえ、悩ましい問題を解決してもらえるのはありがたい。

 同社のサポートシステム6項目は、賃貸経営者の抱える悩みの原点で、賃貸経営を始めるに際しての不安要素がここに全部表れているようです。

───────────────────────────────────────────────────────
(2009.6.26)

このページのトップへ戻る

>> 「2009年・バックナンバー」目次ページに戻る

powered by HAIK 7.2.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional