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今は秋のシーズンをにらんで、入居者募集の心づもり (2010年7月27日)

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◆ 賃貸経営の今を読む (峰 匡太郎)

今は秋のシーズンをにらんで、入居者募集の心づもり

育てる仕込みの時期があってこそ収穫できる

7月も下旬、連日記録的な猛暑が報道されています。

7月の月の名前(陰暦の名称)は、「文月」と書いて「フミヅキ」あるいは「フヅキ」と読みます。語源は稲の穂がふくらむ「ふふ(含)む」から転じたのではないかといわれています。

そのとおり、いまは田の稲は日々暑さを増す陽光を浴びて、緑を深め、背を伸ばしています。この暑さがあるからこそ、米がとれるんですね。育てる仕込みの時期があってこそ収穫できるのは、賃貸ビジネスも同様。

これから、お盆明けまで毎日暑さが続き、猛暑にヘトヘトになるのですが、1ヵ月もして8月も末ともなれば、秋の賃貸シーズンの準備が始まります。例年、9月の秋分の日あたりから11月中旬の連休頃まで、新居探しで賑わいを見せます。

まだまだしばらく厳しい暑さが続きますが、無理せずに今は、秋のシーズンをにらんで、入居者募集の心づもりをしてください。

とくにこの時期、湿気と暑さで室内はカビ、臭気で臭いがこもるので要注意です。
   
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(2010.7.27)


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