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例年とそう大きく変わらない仲介現場(2009年1月16日)

◆ 賃貸経営の今を読む (峰 匡太郎)

例年とそう大きく変わらない仲介現場

 
1月も正月明けて2週目の週末を迎えますが、所有する空き物件の反響はいかがですか。
  
大阪、神戸、京都の旧知の賃貸専門仲介不動産会社に、今年の動きを聞いてみたところ、今の時期は、やや動きが軟調といったところで、例年とそう大きく変わらない、といいます。
  
各店ともこれから2ヵ月ほど繁忙期が続くのですが、景気が悪い悪いといわれるだけに、気の抜けない毎日、と気合いが入っています。
  
集客に何か工夫しているのですかと聞けば、自社のホームページに力を入れて掲載する物件数を増やしているほか、R社の賃貸情報誌に出稿している、店頭の看板に新築モノを優先的に出している、そして、今年は久しぶりにチラシを投函する予定…といった声が聞かれました。
  
元来、賃貸の営業(仲介)は、来店する顧客を迎えるところからスタートするのですが、インターネットの利用が進むに従い、Webで物件を特定して来店する顧客と、フラリとフリーで入ってきてカウンターで相談  しながら決めていくスタイルに大きく分かれてきています。
  
といっても、今日ではネットで物件を絞って、気に入った物件を探す方法が増えているのはよく知られている通りです。
  
サイトの使い勝手が年々よくなって、Google・マップやデフォルトを活用すれば現地へ足を運ばなくても周辺環境のイメージや街のデータはおおよそつかむことができるものです。
  
ただ、物件自体は実際に見てみないことには分からないので、「案内」にもっていくのが契約の第一関門となります。
  
毎年、春のシーズンが早くなっているのですが、今年もその傾向が強そうなだけに、大家さんとしては商談の流れ、ピーク時をチェックして、案内が少ない場合、それなりのプッシュを忘れないようにしてください。

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(2009.1.16)

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