北野琴奈氏・インタビュー -3-
特別インタビュー
FP兼不動産投資家
北野 琴奈氏
市場はとにかく変化を繰り返しています
状況を捉え、認識を深めるためにも
アンテナを張っておく意識は重要
不動産投資は安易にやらないほうがいいと思います
収益を上げるのも下げるのも、基本はやり方次第です
悪い話はなかなか表に出ないものです
その辺を冷静にチェックすることも必要
── これから力を入れていく分野、今後のご予定などお聞かせ下さい。
北野 不動産投資については、海外の物件を購入するなど、分散を図りたいですね。賃貸経営については、満室経営を続けたいということで、とにかく試行錯誤の連続です。
空室対策でいいものがあっても、それが自分の物件にあてはまるのか、なかなか分からないものがあります。だからいい情報があっても、それは一つの情報であるといった客観視、冷静さは常に必要だと思います。
市場はとにかく変化を繰り返していますから、今の状況を捉え、認識を深めるためにも、アンテナを張っておく意識を常に持っておくのは重要です。
私自身は不動産投資と不動産と直接関係のない資産運用に関するお仕事の両方をやっていきたいと思います。とくに最近若い人が資産運用に真剣ですから、少しでもお手伝いしたい。
雑誌の取材などで、不動産投資をやっていて随分儲かっていると思われ、賃貸経営の日々の具体的な仕事のお話をすると、意外に大変ですねと反応されるケースが多いんです。皆さんよく勘違いしていて、楽して儲かっているように思っておられる。
読者さんも、そーなんだというイメージを受けられるのですが、実際は大変な部分も多いですよ、ということです。いい話はよく表に出ますが、悪い話はなかなか表に出ないものです。その辺を冷静にチェックすることも求められます。
結論として、不動産投資は安易にやらないほうがいいと思います。賃貸経営は好きで楽しんでやっておられる方が続いています。向き不向きがあるんですね。
収益を上げるのも下げるのも、基本はやり方次第、ということです。
── 本日は貴重なお話をありがとうございました。
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FP北野琴奈の資産運用とワイン日記
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