建ぺい率(けんぺいりつ)
賃貸経営用語解説
建ぺい率 (けんぺいりつ)
土地の広さに対して、建てられる建物の面積の割合のこと。建ぺい率が
高いほど、敷地に広く建物を建てることが可能。用途地域によって制限
がある。
例えば、建ぺい率40%・容積率80%の地域で、敷地面積が990平方メート
ル(約300坪)の場合、建築面積が396平方メートル(約120坪)、延べ床面積
が792平方メートル(約240坪)で、3階建てとした場合、1フロア当たり
およそ264平方メートル(約80坪)のマンションが建てられる。
地域によって建ぺい率が30~60%、容積率が50~300%と幅がある上に、
耐火建築物では10~20%上乗せされるケースもある。また、容積率は道
路の幅員によって違ってくる。
効率の高い賃貸経営を行うためにも、こうした法令・規制、さらには地
域独自の条例の内容を十分に配慮して、ベストな建物仕様を決定する。
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