賃貸住宅「入居一時金」(ちんたいじゅうたく にゅうきょいちじきん)
賃貸経営用語解説
賃貸住宅「入居一時金」
(ちんたいじゅうたく にゅうきょいちじきん)
賃貸住宅の入居に際して、入居者が貸主に支払うお金に敷金(保証金)、礼
金、前家賃等の他諸経費があり、それらを総称して「入居一時金」と呼ぶ。
内容(金額)は全国一律の取り決めではなく、地域によって金額あるいは
支払い方法に差がある。
賃貸マーケットは“借り手有利な市場”が定着したことから、一時金の内
容はさらに変わりつつある。
例えば、礼金は借主が家主に住居を借りる際のお礼として渡した慣習が一
般化したもので、家賃の1〜3ヵ月程度。地域によって取り扱いが違うが、
最近では“混在”現象を見せており、かつて慣習のなかったところでも支
払われる一方、礼金があった地域で“礼金ナシ”の物件が増えている。
入居者が物件を決める条件として賃料は大きな比重を占めるが、物件を仲
介する不動産会社は敷金(保証金)、敷引き(解約引き)、礼金をセット
にして案内(仲介)している。入居者は入居の際にかかる「入居一時金」
の多寡で物件を選ぶ傾向があるので、入居者への負担が小さいと、それだ
け入居決定が早いのも事実。
賃貸住宅「入居一時金」の内訳
----------------------------------------
・手付金
・敷金(保証金)
・礼金
・日割り家賃
・前家賃(共益費)
・駐車場保証金(駐車場がある場合)
・駐車料金(駐車場がある場合)
・火災保険(住宅総合保険)
・仲介手数料
----------------------------------------
──────────────────────────────────────────────────
Copyright (C) 2008 P・M・G All Rights Reserved.