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過去28年で最低の貸家の新設着工 (2010年4月30日)

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◆ 賃貸ビジネスを考える


過去28年で最低の貸家の新設着工

1982(昭和57)年度以来、最も少ない戸数

本日4月30日、国土国交省から2009年度の貸家の新設着工戸数が発表されました。

昨年4月からこの3月までに新設された賃貸住宅は31.1万戸です。

年度の集計で、1982(昭和57)年度以来、最も少ない戸数。前年度比マイナス30%の減少幅は過去25年間になく、激減状態となっています。

多くのシンクタンクは、賃貸経営を取り巻く環境の厳しさから賃貸住宅の新設数の減少を予測していましたが、過去28年で最低というのには驚かされます。

景気の悪さもあるのですが、昨年7月に公表された「住宅・土地統計調査」(総務省)で、多数の空家の存在がクローズアップされたことが響いています。

それと、礼金や更新料、敷引き金の扱い、さらには原状回復などの取り扱いが年々難しくなっていることも影響しているようです。

ただ、現在の大家さんにとっては、競争相手の出現が少なくなっているので、その分ひと息つけるという状態になっています。

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(2010.4.30)


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