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12月に入って年末まで実働4週間ほど、今は業界挙げて年明けの準備(2009年11月27日)

◆ 賃貸ビジネスを考える

12月に入って年末まで実働4週間ほど、今は業界挙げて年明けの準備

12月は仲介不動産会社に所有物件をPRする営業月

 早いもので、11月最終の金曜日。この休みが明けて2日もすれば師走。全く実感がありません。

 各地から紅葉便りが届き、名勝のもみじを求めて人々が足を運び、穏やかな晩秋から初冬を迎えています。

 12月に入って年末まで実働4週間ほどあります。この間に年明けの賃貸シーズンに合わせて業界挙げて準備を進めます。

 賃貸住宅を探している入居希望者と最初に接する仲介不動産会社は、物件を仕込み、台帳カード(古い言い方です。今はパソコンに入力された物件データ)の整理に入ります。中でも力を入れることは、新築を中心に人気の専任を数多く揃えること。

 業者間の流通物件は飛び交っていますが、仲介手数料を効率よく稼ぐために、昔も今も専任が一番です。といっても、以前と違い新築といえど右から左に部屋付け完了となる時代ではありませんから、なまじ専任を抱えると負担も抱えてしまうのですが、勢いのある仲介店ではやはり専任で売上げを伸ばしています。

 本当に以前は、単身者からファミリーまで幅広く物件を揃えることが店長の腕で、他社にない専任と多彩な物件を揃えていると、後は集客をぬかりなくすれば1月10日頃から1ヵ月は昼飯もままならぬほど顧客が押し寄せたものです。

 と、やや昔懐かしい話です。

 そこで、空き部屋を抱えている大家さん、12月はぜひ所有物件をPRする営業月としてください。今ならどこの仲介店も客が少なく、物件の売り込みにもってこいのタイミングです。

 ワープロソフトのワードで物件データをまとめ、建物外観、室内、諸設備、付近景・施設などの写真を取り込んで、ホッチキスで綴じた冊子にでもして、持ち込んでください。

 賃貸関連のブログを見ていますと、この物件データのプリント資料を持参する大家さんが増えているようです。なんだかんだと言ってやはり仲介店に所有物件を売り込むことが、空室・部屋付け対策の最初の一里塚だと思います。

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(2009.11.27)

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