賃貸仲介専門大手不動産のいいところ
多様化する仲介現場
賃貸仲介専門大手不動産のいいところ
どこの店でも均一のレベルではない
雰囲気や仕事の進め方などが違う
大家さんにとって賃貸仲介専門の大手不動産、あるいはこうした大手が運営するＦＣ店と取引きすることはプラスかマイナスかについて見ていきます。
組織が大きく業務も煩雑なだけにプラス（メリット）になる面もマイナス（要注意）の部分も抱えていて、一概に断定できないものがあります。
不動産会社は規模の大小よりどれだけ手堅く商売しているかが評価されるので、ＦＣのブランドに頼っているだけでうまくいくほど甘くはありません。地元の不動産会社も生き残りをかけていますので、集客を図るために少なくないＦＣ加盟料を払いブランド権を購入しています。
そこで賃貸仲介専門大手のいいところですが、
・ 大臣免許で営業しているので、そう無茶をやらない。
・ 業法（宅地建物取引業法）に対する順法精神が強い。
・ 名前が売れている分、集客力がある。
・ ブランドの安心感から消費者（入居者）は来店して、物件を店と相談しながら探す傾向が強い。
・ 来店決定率は決して高いとはいえないが、来店者数が多いので結果、決定（契約）数が 多くなる。
・ 宣伝、ＰＲ力が高い。
・ 広告媒体（情報誌、インターネット等）が充実
などが挙げられます。
では、一転して（大家さんから見て）悪いところ、困った点ですが、この点について正直、同じ会社でも店によって違い、同一に語られません。パソコンなどの工業製品はメーカーごとに独自色を出し、独自性を売りにしているのですが、扱う商品が賃貸住宅で業務が仲介ですから、物件の仕入れ、ネットワーク、セールストークがものをいい、店の責任者及びスタッフの資質によって全然違ってきます。
逆に、困った点を挙げると、
・ とにかく新規の契約に走って、契約後のフォローが悪い。
・ 業務の凡ミスを含め、社員の対応に不満。
などをよく聞きます。
大家さんとしてはメリット、デメリットをよく見てお付き合いをするのがいいのではないでしょうか。
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