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冬の明日香 (2010年12月30日)

飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)路を歩く  (花岡京子)

冬の明日香



 早いもので、今年もあとわずか。明日は大晦日。奈良では朝からどんより曇っています。

 年が明ければまた一つ齢を重ね、年を惜しむ気持ちもあるのですが、いいことよりいやなことの多かった今年は早く幕を閉じて、気分スッキリと新年を迎えたいと思ったりします。

 昨日、明日香にブラリと行ってきました。

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静かな佇まいを見せる明日香の冬の田畑

 散策するにはちょっと厳しい気候で、薄日がこぼれ時折り寒風が吹く中、ポケットに手を突っ込み、橘寺から石舞台周辺に向かい、石舞台前の丘に登って、もの言わぬ巨大な岩をぼ~っと見ていました。

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キーンと空気が澄んだ冬の石舞台もいいものです

 さすがにこの時期、人もいないだろうと思っていたのが、明日香で年を送ろうとするのか、意外に多くの人が訪れていました。

 かれこれ1時間ほど周辺を歩いていたため、身体が冷え切ったので、「太子の湯」につかろうと思い立って行ってみたものの、年末でお休み。残念でした。

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橘寺の小道の横にあるお地蔵さん

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橘寺前から東方向を望む

 そこでまたまた思いを巡らし、明日香から車で20分ほどのところにある宇陀の大宇陀温泉「あきののゆ」に向かいました。

 石舞台古墳の横を流れる冬野川沿いの県道155線を少し行き、晩秋の紅葉で知られる談山神社を抜け、国道166号線を走って宇陀に入り、路肩に雪の積もる中、あきののゆに到着。しんそこ冷え切った身体を湯に沈め、新年を迎える心の準備をしました。

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春には薄いピンクの花が咲き誇り、全国から観覧者を集める樹齢300年の
「又兵衛桜」。人一人いない雪の中に佇む姿は孤高の雅びを漂わせる

 明日香の東の方角にあたる宇陀については、またの機会に詳しく紹介したいと思います。

 それでは読者の皆様、よいお年をお迎え下さい。





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