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夏の終わりの明日香路 (2006年8月29日)

飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)路を歩く  (花岡京子)

夏の終わりの明日香路

 
夏の終わりを教えてくれるように、明日香でもここ数日、毎日のように通り雨が地面をたたき、乾いた樹木や草花にたっぷり水分を与えてくれます。そして稲の穂の頭が下がるにつけ秋の気配を深めていくのですが、田を渡ってくる風は日々に冷たくなっています。
 
たまに訪れる明日香で一番落ち着くところは石舞台周辺。いつも石舞台を少し上った冬野川に架かる都橋横に車を止めて、歩いて10分ほどの祝戸地区を散策します。この辺りは人の手がどんどん入って整備され、その分、気持ちよく歩けるのですが、人工造成の感は否めず、これ以上、整備が進むとますます公園風の色合いを強めるので、今が限度ではないかと思います。
 
明日香の村役場の皆さん、村の活性化で周辺整備をする気持ちはよく分かりますが、これ以上コテコテ手を加えると古代の面影が薄れ、その他大勢どこにも見られる歴史的景観地になってしまいます。ほどほどの整備をお願いします。
 
明日香を訪れるたびに楽しみにしていた「太子の湯」は、全館がやっと禁煙になったと喜んでいたら、入湯料が100円値上げされて500円になりました。わずか100円のことですが、少し足が遠のきそう…。
 
2006年8月29日

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