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秋の空の青さが広がり、明日香の魅力がいっぱい (2007年10月14日)

飛鳥(とぶとり)の明日香(あすか)路を歩く  (花岡京子)

秋の空の青さが広がり、明日香の魅力がいっぱい

明日香はすっかり秋です。厳しかった残暑を忘れたように、心地よい風が吹き、やさしい空の青さが広がっています。
 
いつものように石舞台古墳東側の冬野川にかかる都橋のたもとの空き地に車を止めて、気の向くままに石舞台周辺を散策。
 
石舞台古墳の前に広がる芝生広場は、石段をつくったり芝生が植えられたりして少しずつ整備されています。まだ新設の感じが色濃いのですが、あと5〜6年もすれば周辺の自然にもなじんでくるのではないでしょうか。
 
その広場から飛鳥川沿いに飛鳥歴史公園(石舞台・高松塚周辺・祝戸・甘樫丘・キトラ古墳周辺地区の5地区で構成)祝戸地区に向かって歩く。公園といっても特に何もなく、公園風に整備された万葉のふるさとの風情を漂わせる道を歩くといった趣き。
 
周辺に何があるというのではなく、何もなく、歴史の風を吹かせているのが明日香の魅力となっているのです。
 
石舞台からおよそ15分ほどの祝戸地区は石舞台を中心とした散策園路につながり、通称ミワ山、フグリ山と周辺の山麓を含みます。
 
周辺歩道から10分ほどで登れる東展望台と西展望台が整備されていて、晴れた日には遠く奈良市内方面が一望でき、また足もとの棚田風景が広がる古代飛鳥の風情が満喫できる素晴らしいところです。
 
ちょうど今は棚田の稲の穂が黄色い頭を垂れて、田の周りには真っ赤な花を咲かせていた曼珠沙華が名残りの色を見せています。
 
冬を前に、暑くもなく寒くもない一年で最も過ごしやすいこの時期は明日香の魅力がいっぱいです。

2007年10月14日

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