ミサワホームインタビュー(3)
特別インタビュー
ミサワホーム株式会社
営業推進部 販売商品企画部
マネージャー
雨宮 文郎氏
3建てで土地を効率的に活用
商品開発のポリシーは、付加価値を高め、優れたデザイン性を訴求し、
メンテナンスの負担を小さくすること
── 「戸建て」スタイルの賃貸住宅「Bell Lead Cassiya(ベルリード カシーヤ)」が人気を呼んでいると聞きますが、どのような内容ですか、また特徴などについて教えてください。
雨宮 「Bell Lead Cassiya」は、少ない投資額でも建てられる、小さな敷地や、変形地でも賃貸経営が可能な賃貸住宅をコンセプトにした、コストパフォーマンスに優れた賃貸住宅です。
一棟ずつ建てることが可能なので、当初の投資金額を、少なく開始することができます。つまり、軌道に乗ってからとか、オーナー様の確信が、得られてから大きく広げることも可能です。戸建貸家は、入居希望者は多いが、供給数が非常に少ないため、入居待ちの物件が少なくありません。
── 賃貸住宅でありながら入居者が自分らしさを表現できる"カスタマイズスペース"を提案した賃貸住宅「Belle Lead Fits(ベルリード フィッツ)」と共通した発想に基づいて開発されているわけですね。
雨宮 そうですね。「賃貸だって、自分らしく暮らしたい(カスタマイズ)」ことも大事なポイントで、そうしたことが商品(賃貸住宅)の個性化であり、入居率の差に結びつくと思うのです。
長年培った先進の技術が、入居者に対してメリットを提供
ひるがえって賃貸オーナー様の賃貸経営を力強くバックアップ
── そうしますと、ミサワホームさんとして、広い意味での入居者に対する生活サポートのベースといいますか、根幹はどこにあるのでしょうか。
雨宮 居住空間としての賃貸住宅の付加価値を高め、優れたデザイン性を訴求し、世の中に無い賃貸住宅を供給することと、メンテナンスにおいてもお金の負担を小さくする、ということだと思います。
例えば、「デザインのミサワホーム」と評価をいただいて、1990年の初受賞以来、21年連続で合計108点のグッドデザイン賞を受賞していますが、グッドデザイン賞を長年受賞している住宅メーカーはそうありません。
また、高齢社会の進行は社会を取り巻く共通の課題ですが、この高齢者対応にしましても、弊社はすでに17年前から直営で介護施設を経営している実績があります。
介護保険ができる前から介護福祉関連と、取り組んできました。高齢者に対するハードを含めたソフトを体感体験していますので、こうしたハード&ソフトを賃貸住宅にご提案していきたいと考えております。
長年培った先進の技術の数々が、入居者に対してメリットをご提供し、ひるがえっては賃貸オーナー様の賃貸経営を力強くバックアップすることと考えております。
最後になりましたが、資産活用、賃貸経営につきまして、何なりとご相談下さい。知識と経験のある専門家と、全国にまたがるネットワークによって、きっと良い提案が可能と考えています。
── 本日は貴重なお話をありがとうございました。
(2010年10月12日)
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