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特別インタビュー
株式会社センチュリー21・ジャパン
代表取締役社長
猪熊 茂男氏
センチュリー21のブランド力を軸に
多様なニーズに応えていきたい
── 不動産市場を取り巻く環境は、人口減、高齢社会の進行と空室率の増加など、マイナス要因が際立っています。そこでこれからの賃貸経営のあり方をどのようにお考えでしょうか。
猪熊 やはり、社会が多様化している時代ですから、同じ商品のラインアップでは飽きられたり、ニーズにそぐわないことが起きているのではと感じています。当FCは地元に強いフランチャイズを標榜しているわけですから、地元のことが一番わかっている加盟店さんの提案力(例えば、内装を独創的なものに変えるなど)とセンチュリー21というブランド力を軸に多様なニーズに応えていきたいと思っています。
── 今後の展開、経営ビジョン等について教えてください。
猪熊 まず2017年度中に加盟店を1,000店舗まで拡大します。それによって、不動産のことならまずセンチュリー21にご相談頂けるよう、信頼度・好感度の熟成を図りたいと考えます。
店舗数No.1 (2015年6月調査 東京商工リサーチ調べ 売買・賃貸の両方を取り扱う不動産仲介フランチャイズ業としての全国における店舗数)の信頼されるブランドであるからこそ、お客様が増え、そしてそれによって加盟店数が増えていくといった好循環を形成することが、加盟店さんの業績向上にも寄与するものと信じています。
── 本日は貴重なお話をありがとうございました。