アパマンショップ・インタビュー (3)
特別インタビュー
株式会社 アパマンショップリーシング
首都圏PM事業本部 オーナー部部長
永野 東生氏
株式会社 アパマンショップホールディングス
管理本部付副部長
関 直哉氏
オーナー様がアパマンショップに期待されるのは
とにかく入居者を入れてほしいという点
── 御社の「賃貸住宅の借上げの特徴」と「管理の推進」についてお教えください。
永野 今期に入って借り上げや賃貸管理に関するお問合せへの対応のため、ご提供していますサービスを整備する一方、管理受託への社内体制も整えて専門の部署、管理受託チームを立ち上げ積極的に対応しています。
管理の受託に関しては、現在、全国のオーナー様から1日およそ5~10件程の問い合わせをいただいています。全国では月に数百件にもなります。
その際、オーナー様がもっとも強調されますのは、空室が多いことから、アパマンショップに期待するのはとにかく入居者を入れてほしいという点です。
弊社の店舗ネットワーク、総合的な戦略に期待してこうした要望が高まっているものと捉えています。現状6万5,000戸の管理戸数を将来的に年間1万戸規模で増やしていこうと考えております。
関 平成22(2010)年の国土交通省などのデータによりますと、全国の公営賃貸住宅を除く民間賃貸住宅は1337万戸で、そのうち、オーナー様が自己管理・一部管理されている割合は35%もあるんですね。
つまりこれだけの数の物件に、プロの管理の手が十分にかかっていないのです。この観点からも、弊社としても物件受託管理拡大のチャンスと捉えています。
永野 こうしたこともありまして、問い合わせをいただくオーナー様は、従来の管理会社では満足いかないので、管理会社を変更して、弊社でやってみたいという声をたくさんいただいおります。
アパマンショップの賃貸管理の強みでありオーナー様が要望されることは、やはり入居率向上を図ることができる斡旋力なんです。
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