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ペット可物件のメリット、デメリット

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「ペット飼育」の取り扱いについて

ペット可物件のメリット、デメリット

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少しでも経営のプラスになるなら躊躇する必要は全くない

 ペットといると「気持ちが癒される」と感じる人が約8割にのぼる、といった調査結果がありますが、ペットとの暮らしはもはや国民的関心事となっています。
 
 この人気を賃貸経営に取り込めば、物件の評価に大いにプラスになるはずと思うのですが、ペット可物件には功罪、つまりはメリット、デメリットがあるようです。

 ペットは確かに癒しのパートナーとして年齢を超えて迎えられています。

 ただ、飼育となると、毎日の散歩や体調管理等に気を配らなければならず、排泄の世話も日課となって、それなりの負担。見て可愛いのと、毎日食事から排泄まで世話するのとではまた違うものです。
 
 それでは賃貸経営上、ペット可のメリットを挙げてみます。

 ・ 入居者募集の間口が広くなる。
 ・ 他(ペット不可)で断られた入居者が迎えられる。
 ・ ペット飼育の入居者は比較的長い入居期間が期待できる。
 ・ 結果として、入居稼働率が高まる。

 対してデメリットは、

 ・ ペット嫌い(無関心)の入居者を逃がす恐れ。
 ・ 臭い、汚れ対策に保守の負担が高まる。
 ・ 建物の清掃管理の仕事が増える。
 ・ 原状回復時に課題を残す。

 といったことが考えられます。
  
 とくに新築の場合は十分に入居者を引きつけることができるので、ペット可にして建物を“汚したくない”と考える大家さんが多く、新築でペット可の物件は少ない。
 
 しかし賃貸経営は入居者あってのビジネスですから、共同住宅においてもペット飼育は時代のすう勢であり、同居希望者の増大は避けられない。そのため、少しでも経営のプラスになるなら躊躇する必要は全くないと、割り切る大家さんも少なくありません。
 
 ですから入居募集の間口を広げて多くの入居者を呼び込むのに、ペット可は賃貸経営上、必然として捉える傾向は今後強まると思われます。 

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